Brooklyn Method Grammar 057 / Structure Training Course

【理由、背景を表す副詞節】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

理由、背景を表す副詞節

以前のレッスンで副詞、副詞句について練習してきましたが、今回からは文として副詞の機能をする副詞節について練習します。接続詞がついたサブの文でメインの文に情報を追加するという感覚で練習しましょう。練習するのはサブの部分になります。

副詞節とは

副詞節はSV、SVC,SVOの形を伴った文をサブの情報としてメインのパターンに情報を追加する役割をします。メインのパターンの後に従属接続詞を使いサブの文をつなげます。

I didn’t go there. (そこへいかなかった)

このメインのパターンに理由を入れたい場合、理由を表す従属接続詞のbecauseを使って表します。

because I was sick. 接続詞+ SVC(具合が悪かったので)

このサブの文をメインにつなげます。

I didn’t go there because I was sick.

青がメイン、赤がサブの副詞節になります。

副詞節の種類

副詞節には主に以下の内容があります。

1.理由や背景を表す場合

2.時、タイミングを表す場合

3.条件を表す場合

それぞれにあった意味を出してつなげてくれる従属接続詞を使います。

今回は1.理由や背景を表す接続詞を練習しましょう。

because, since, asの違い

〇〇なのでという理由を表す接続詞は主にbecause, since, asがありますが、論理的な力の強さによって使い分けます。

because 論理的な説明にフォーカスしている場合
since 因果関係にフォーカスしている場合
as 具体例としてあげる軽い因果関係を表す場合

becauseが最もlogical(理論に基づいた)なニュアンスになり、sinceになると論理よりも因果関係、asになると論理はさらに弱くなります。

逆説を表すalthough, even though

thoughがつく接続詞はメインのパターンに対して逆説となるバックグラウンド、背景を表します。

although, even thoughは接続詞として使われますが、thoughは最後に付け足してつかう副詞的な使い方で多く使われます。

I don’t like the idea though. (そのアイディアはすきじゃないけど

Exercise 1 音を真似ましょう

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.


Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.bいkおーz yうーtおうLdmいーtうー dうーTHぇあっ

2.bいkおーz いdおnwあntうー nいmおぁr

3.sいnshいー ぇあsktmいー

4.sいnsいts byうーtいfL wえTHぁr

5.ぁznおうwアnいz hいぁr

6.ぁzyうーdおnっ sいーmwえL

7.おーLTHおう いvbいーn wぁrkいng hあぁrd

8.おーLTHおう wいーアndぁrstぇあnd hあうyうー fいーL

9.いーvnTHおう いstいLアvhいm

10.いーvnTHおう shいーwぁzvえRいー bいzい


Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.


Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.


Phrases

1.because you told me to do that. あなたがそうしろって言ったから。
2.because I don’t want to anymore. もうこれ以上やりたくないので。
3.since he asked me. 彼が聞いてくれたので。
4.since it’s beautiful weather. 天気がとてもよいので。
5.as no one is here. 誰もいないので。
6.as you don’t seem well. 具合がよくなさそうなので。
7.although I’ve been working hard. 一生懸命働いてきたけど。
8.although we understand how you feel. お気持ちはよくわかりますが。
9.even though I still love him. 彼のことはまだ好きだけれど。
10.even though she was very busy. 彼女はとても忙しいけれども。

戻る

Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。