Brooklyn Method Grammar 007 / Structure Training Course

【現在の習慣を表す助動詞】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

助動詞の感覚

動詞にはbe動詞と一般動詞があります。006まではbe動詞を使って【状態を表す】【存在を表す】表現を練習しましたが、ここからは【動きを表す】表現を練習していきます。

助動詞を使う
まず、一般動詞とはlook、smileなどの自動詞とmake, haveなどの他動詞の2種類があります。これについては別の回で説明しますが、どちらの動詞を使う場合も単独で使うのではなく、【助動詞+動詞】という構成になります。

動詞の原型
動詞は状況によって変化することがありますが、その元となる形を【原形】といいます。一般動詞を使う場合は基本的に【助動詞+動詞の原型】で表します。

助動詞の役割
助動詞は動詞の本来の動きをサポートするもので、主にタイムライン(時制)についての情報を示します。過去のことなのか、習慣なのか、これから起こることなのかを表す役割です。学校で習ったところではwill,canなどが助動詞と言われるものです。

現在の習慣を表す助動詞
学校の文法ではあまり触れられておりませんが、現在の習慣を表すときに使う助動詞が【do】と【does】になります。

do】
現在の習慣を表したい場合でS(主語)がI(自分)、you(相手)、複数の人や物である場合には助動詞のdoを使って表します。

I do go there.
They do go there.

1回限りではなくそこへ習慣的に行くという意味になります。

本来はdoが入っているのですが、省略してもよいことになっているため通常はこのケースではdoは省略して使われることが多くなります。省略をした結果次のようになります。

I go there.
They go there.

does】
現在の習慣を表したい場合でS(主語)がShe(女性)、He(男性)、1つの物である場合には助動詞のdoesを使って表します。

He does go there.
It does come here.

doesはdoと同じように省略することができますが、doesを省略していることを表すために動詞の原型にsまたはesをつけて現在の習慣を表す助動詞のdoesを省略していることを示します。

He goes there.
It comes here.
essがついている場合doesが省略されているので現在の習慣を表しているということになります。これが学校で習う三人称単数現在と言われているものです。

動詞が使われていて、助動詞ポジションに何もなくかつ動詞に何もついてない場合は助動詞のdoが省略、動詞にessがついている場合は助動詞のdoesが省略されているので【現在の習慣を表す】動きを示している表現となります。

音で練習する重要性
sがついたりつかなかったりするのは毎回考えているわけではなく、主語との関連性からでる音に違和感があるかないかを感じることが重要です。日本語の助詞のように音の並びで覚える感じです。He comes(hいー kアmz)を普段から音に出していっているとHe come(zの音が抜けた状態)が気持ち悪くなります。そう感じられるようになるために何度も音にだして練習することが大事です。今回はフレーズとしては単純ですが音を脳に覚えさせるために繰り返し音に出して練習しましょう。

Exercise 1 音を真似ましょう

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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.あい gおうTHえぁr

2.yう gおうTHえぁr

3.shいー gおうz THえぁr

4.hいー gおうz THえぁr

5.THえい gおうTHえぁr

6.yう kアmhいぁr

7.ひー kアmz hいぁr

8.shいー kアmz hいぁr

9.いっ kアmz hいぁr

10.THえい kアmhいぁr



Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

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Words

1.I go there.
2.You go there.
3.She goes there
4.He goes there.
5.They go there.
6.You come here.
7.He comes here.
8.She comes here.
9.It comes here.
10.They come here.

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Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


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