Brooklyn Method Grammar 044 / Structure Training Course
【have】の練習1 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド
【have】の練習1
haveを大きく捉える
英語を理解する上でhaveをどのように捉えるかはとても重要です。have =持っているのような日本語訳で覚えるところから始まっている日本人がほとんどですが、この考え方はアップデートをする必要があります。
haveは【主体】がコントロールできる領域内にあるもの全てに対して使うことができます。I haveとなった場合、I(私)に主導権があるもの全てにhaveを使うことができます。物であったり、人であったり、予定であったり、経験であったりなどです。
haveのイメージ
1.領域内にあるのが【物】の場合
物が自分の領域内にあるため、持っていると二次的解釈になります。
I have two smartphones.(スマホを2台持ってます)
2.領域内にあるのが【予定】の場合
〇〇すること(to 動詞)という予定をhaveしている状態のため、have (to 〇〇)という形になります。いわゆるhave to(予定なのでしなければいけない)という解釈になります。
I have to go shopping.
to go shopping(買い物に行く事)をhaveしている。
3.領域内にあるのが【状態を表したも物】の場合
I have 〇〇 <状態>という形をとります。〇〇 が<状態>であることを表します。これは学校で習うSVOCというSVOの延長のスタイルです。
I will have my car repaired.(車を修理してもらいます。)
my carをrepaired(修理された状態)でhaveするという解釈です。
4.領域内にあるのが【人の行動】の場合
haveの目的語(O)が人になります。その人がどういう行動をする(V)かが続きますが、その場合は時制が曖昧になるため動詞(V)は時制のない原形になります。
I had my son walk our dog.(息子に犬を散歩してもらいました)
my son がwalk our dogすることをI(私)がhaveしている = 私の領域下で事が起こっているというような解釈です。自分の領域下で人が動いているので【してもらう】という内容になります。これを学問的には使役動詞という形で習ったことかと思います。
walk our dogは行動ですが、my sonの状態を表す見方もできるためこのパターンもSVOCに分類されます。
my son (O)
walk our dog(C)
Exercise 1 音を真似ましょう
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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。
英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。
アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる
ピンクの文字はアクセントで音量を大きく
1.あいhぇあv pLぇあnz tうdえい
2.wいーwいL hぇあv sぁmwアn kおーLyうー
3.あいhぇあd sぁmbRえdぁnd kおーfい
4.shいーhぇあstうー ぁtえnっTHぁ mいーtいng
5.あいhぇあdmあい dおーtぁr kLいーnTHぁ kいchぁn
6.dうーあい hぇあftうー dうーTHぇあっ
7.あいhぇあdぁ hえぁrcアt
8.あいhぇあdmあい hえぁr dあいd
9.dうーyうーhぇあv えnいwアn fぁmいLyぁr wいTHいs
10.THえい hぇあdnおう chおいsbアっtうー kLおうzdあうn
Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。
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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。
音をきいてイメージしながら音を出しましょう。
日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう
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Phrases
1.I have plans today. 予定があります。
2.We will have someone call you. 他のものから電話を差し上げます。
3.I had some bread and coffee. パンとコーヒーを食べた。
4.She has to attend the meeting. 彼女は会議に参加予定です。
5.I had my daughter clean the kitchen. 娘にキッチンを片付けてもらいました。
6.Do I have to do that? 自分がやらないとダメですか?
7.I had a haircut. 髪を切りました。
8.I had my hair dyed. 髪を染めました。
9.Do you have anyone familiar with this? 誰かこれに詳しい人いますか?
10.They had no choice but to close down. 閉店するしかなかった。
Exercise 5 動画でトレーニング
音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。
日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。
練習用音声
フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。
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