Brooklyn Method Grammar 010 / Structure Training Course

【前置詞】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

前置詞の考え方

前置詞はonやin、atなど単語としては簡単ですが使い方に苦労している方も多いことかと思います。これは学校でinterested inやsurprised atのようにセットで覚えましょうのような教わり方をしていることと関係しています。

前置詞は暗記で覚えるものではなくてそのコンセプトを理解する必要がありますので見ていきましょう。

前置詞が使われるケース
前置詞はSVC, SVO, SVなどのパターンに名詞形(名詞または名詞句)を付け加えたい場合に使います。パターンに対して名詞はそのまま付け足すことができないからです。ここで重要となるのが、その名詞を付け足すことでどのような文脈を作りたいかです。

interested inやsurprised atのように学校で暗記したケースではinterestedのあとはinがくること以外考えられなくなってしまいますが、実際にはI was interested at that point.のような形も普通にあります。これはinterestedとinはセットではないからです。

前置詞は【パターン】と【繋げる名詞】との関係性をどのように出したいかによって、その意味合いを出してくれるものを選んで使います。つまり、前置詞自体にコアとなる意味があってそれを使いわけることによって文脈をコントロールするようなイメージです。つなぐというパーツの役割を表す前置詞ですが、文の意味を変えてしまうほどの非常に強い力を持っています。

前置詞によって文脈が異なる例

例えばI talkedというSVパターンにhimという名詞を繋ぐとき

I talked with him. 彼とおしゃべりをしたようなニュアンス。
I talked to him. 何か話す題材があって彼に話を持ちかけて話をしたようなニュアンス。
I talked for him. 彼と話したのではなく、彼のために誰かと相談をしたようなニュアンス。
I talked about him. 彼と話したのではなく、彼のことについて誰かと話をしたようなニュアンス。

このように、用いる前置詞によって文の意味が全く異なるものになるのは前置詞自体が意味をもっているからです。前置詞を自由自在に使えるようになるためには一つ一つの前置詞が持っているコアの意味を理解することが重要です。これは実際に感じることが重要ですので暗記ではなく、実例を元に覚えていくようにしましょう。

Exercise 1 音を真似ましょう

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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.あいkえぁrぁbあうt hぁr

2.shいーLいsnztうー pあp myうーzいk

3.hいーwえいksぁpぁっ sいks m

4.THえいwぁr おーnTHぁ bいーch

5.いっwぁznTHぁ mえいLbあks

6.あいdぇあns wいTH hいm

7.hいーjアmps うvぁrTHぁ RえいL

8.shいーwぁrksfおぁr hいm

9.THえいぁr fRおmTHぁ sあうth

10.いtsぁ kRおsTHぁ Rいvぁr


Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

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Words

1.I care about her.
2.She listens to pop music.
3.He wakes up at 6 a.m
4.They were on the beach
5.It was in the mailbox.
6.I dance with him
7.He jumps over the rail.
8.She works for him.
9.They are from the south.
10.It’s across the river.

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Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


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