Brooklyn Method Grammar 040 / Structure Training Course
【助動詞のcould】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド
助動詞のcould
willの過去フォームのwouldが仮定の内容を表すのと同じようにcanの過去フォームのcouldも仮定の内容を表します。couldはその他にもお願いをするケースなどで使われますがその感覚を理解して練習しましょう。
仮定のcould
couldが過去の内容ではないことに使われる場合、これから起こり得るという仮定の内容を表します。
I could go there to do it.(私はそこへ行ってそれをできますよ)
仮にそういうことになったとしたらそれができますという内容になります。
wouldがそうなるでしょうという可能性が高い仮定の推測に対して、couldはそれが起こり得るというwouldよりは少し弱い仮定の推測になります。
丁寧なお願いのcould
人に何かをお願いするときはCan you…?の形を使うこともありますが、Could you…?にすると丁寧な表現とされるということは知っている方も多くいることかと思います。
ではなぜこれが丁寧になるのかというと、ここでも【仮定】がキーポイントとなります。
日本語でも、何かを確認する場合
これですか?
これでしたか?
などの聞き方があります。これでしたか?は日本語の過去形になっていますが、これですか?よりも丁寧な響きがするかと思います。これですか?は相手に対して少しプレッシャーがある感じがあります。この違いは、過去形にすることで【違うかもしれませんが】という仮定のニュアンスが入っているためです。
英語も同じように仮定をすることで相手へのプレッシャーが下がり、結果として丁寧なニュアンス表現となります。couldの内容ではありませんが、I’d like to…がI want to…よりも丁寧とされるのは仮定のwouldを使っていることによるものです。
Exercise 1 音を真似ましょう
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。
英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。
アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる
ピンクの文字はアクセントで音量を大きく
1.あいkうd いーt
2.kうdnっbいー bえtぁr
3.kうd えnいwアn tえLmいー wあっ hぇあpnd
4.hいーkうっdうー sぁmthいnLあいk THぇあっ
5.wいーkうdnっ bあいいっ
6.kうdあいgえtぁ mいdいぁm Lあtえい
7.tRぇあfいっ kうdbいー bぇあd
8.hうーkうd pあsぁbLいー bあいTHいs
9.kうdyう pいkmいーアp Lえいtぁr
10.shいーwうっ dうーいt いfshいー kうd
Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。
音をきいてイメージしながら音を出しましょう。
日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
Phrases
1.I could eat. 食べられると思います。
2.Couldn’t be better! 最高の気分です。
3.Could anyone tell me what happened? 誰か何が起こったかおしえてもらえません?
4.He could do something like that. 彼ならそのようなことをやりかねない。
5.We couldn’t buy it. 私たちはそれを買えませんでした。
6.Could I get a medium latte? ミディアムラテをいただけますか?
7.Traffic could be bad. 渋滞がひどいかも。
8.Who could possibly buy this? だれがこれを買えるんですか?
9.Could you pick me up later? あとで迎えにきてもらえますか?
10.She would do it if she could. できるのなら彼女はやりますよ。
Exercise 5 動画でトレーニング
音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。
日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。
練習用音声
フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。
この記事へのコメントはありません。