Brooklyn Method Grammar 061 / Structure Training Course

【過去の仮定を表す主節】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

過去の仮定を表す主節

レッスン060では仮定を表す副詞節を練習しました。過去には実際には起こっていないけども起こりえただろうという【タラレバ】の話をするときの仮定条件をifを使って行うものでした。この場合if節は副詞節になるので、メインのパートの主節も存在します。今回はその主節の起こりえた仮定の結果について練習します。

助動詞would+現在完了

現在完了のパターンにwouldがついている場合、wouldは仮定を表すので【〇〇のようになっていたことでしょう】という仮定の結果の推測を表します。

If she hadn’t helped me back then, I would have been homeless by now.(もし彼女があのとき助けてくれてなかったら、私は今頃ホームレスになってたことでしょう。)

過去の仮定の話なのでif節は過去完了の表現になり、主節はwould+現在完了になっています。

助動詞could+現在完了

現在完了のパターンにcouldがついている場合、couldは【可能性があった】という仮定を表すので【〇〇のようになっていた可能性がある】という仮定の結果の推測を表します。wouldの推測に対して起こりえる可能性が少し低くなるのは仮定の助動詞のwouldとcouldの強さの関係と同じです。

If I had married him, I could have become a princess.(もし彼と結婚していればプリンセスになってた可能性がある)

過去の仮定の話なのでif節は過去完了の表現になり、主節はcould+現在完了になっています。

助動詞should+現在完了

現在完了のパターンにshouldがついている場合、shouldは【したほうが良かった】という仮定の提案を表すので【〇〇してたらよかった】という後悔の念を表します。

このように日本語でも【タラレバ】という表現がありますが、英語でも【would’ve,could’ve】(wうdv, kうdv)のような表現で、言い方で言い訳がましい人をシャットするようなこともあります。

Exercise 1 音を真似ましょう

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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.あい wうdhぇあvbいーn dえd

2.yうーkうdhぇあv gあtnTHぁ jあb

3.いっwうdhぇあvbいーn fいnいshtbあい nあ

4.あいshうdhぇあv nおうn bえtぁr

5.yうーwうdnt hぇあvbいーn hいぁr

6.yうーshうdnthぇあv sえTHぇあt

7.いっkうdhぇあvbいーnぁ bいg pRおうbLえm

8.shいーshうdnthぇあv dアnTHぇあt

9.Shいーkうdnthぇあv pぇあsっTHい いgzぇあ

10.あいwうdnthぇあv ぁksえptいdhいz pRぁpおうzあL


Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

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Phrases

1.I would have been dead. 今頃死んでたでしょう。
2.You could have gotten the job その役をもらえた可能性はあるよ。
3.It would have been finished by now. 今頃終わってるはずだったのに。
4.I should have known better. 私としたことがうかつだった。
5.You wouldn’t have been here. ここにはいなかったことでしょう。
6.You shouldn’t have said that. それは言っちゃだめでしょ。
7.It could have been a big problem. 大事になってたかもしれませんよ。
8.She shouldn’t have done that. そんなことするべきじゃなかった。
9.She couldn’t have passed the exam. テストに受かってなかったでしょうね。
10.I wouldn’t have accepted his proposal. 彼のプロポーズは受け入れてなかったでしょう。

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Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


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