Brooklyn Method Grammar 015 / Structure Training Course

【副詞】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

副詞の役割

副詞は英語を理解する上でキーポイントとなるとても重要な役割です。これまで登場した名詞、動詞、形容詞、前置詞は直感的に分かりやすいものでしたが、副詞は縁の下の力持ちのようにメインを補助する役目になるため一見わかりにくいものでもあります。しかし、副詞を上手に使えるようになると表現の幅が広がり、結果その人の人間性が現れる部分でもありますので自由自在に使えるようになりたいものです。

副詞の機能的役割

副詞は基本的には動詞に対して量や状態の程度を補足説明するものです。動詞は文のメインになるもののためメインの文に対して補足する(修飾する)という感覚で使うのが基本です。

He runs fast. SV副(彼は走るのが速い)
runの動作を速い方向にブーストしている役割です。

I ate the sandwich slowly. SVO副 (サンドイッチをゆっくり食べました。)
食べるときの状態を追加しています。

I feel good today. SVC副(今日は気分がいい)
Today, Yesterdayのような単語は名詞として覚えているかもしれませんが、メインの文に追加して使う場合は【今日は】【昨日は】のような副詞となります。two days ago.やlast monthなど時を表すものも全て副詞(副詞句)となります。

動詞以外も修飾することができる
副詞は量や状態に補足をする機能をもつことから動詞以外の形容詞やその他の副詞に対しても使うことができます。その場合、後ろに置かれているものを補足説明します。

He runs extremely fast. SV副副
extremelyは副詞のfastを程度を大きくする方向に補足しています。

She is very beautiful. SV副C
veryは形容詞のbeautifulの程度を大きくする方向に補足しています。

副詞の基本ポジション動詞
動詞(メインの文)を補足する場合は【動詞の前】または【文のパターンの後ろ】に置きます。

I usually go to the store. S副V副詞句(私はたいていその店にいきます)
He didn’t say that clearly. SVO副(彼ははっきりとは言わなかった)

名詞は修飾できない
動詞、形容詞、別の副詞も修飾することができる副詞ですが、唯一修飾できないのが【名詞】です。【名詞】を修飾できるのは【形容詞または形容詞句】だけになります。

Exercise 1 音を真似ましょう

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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.いkぇあn dうーTHぇあっ いーzLい

2.THえい wぁrkあうt hあぁrd

3.Shいーjアsっ stあptbあ

4.hいーz RいLい nえst

5.あいいvえnchうぁLい bRおkぁp wいTH hいm

6.shいーfあいnあLい gアdいっt

7.hいーsmtあいmz tRぇあvLおうvぁr sいーz

8.wいーぇあktchうぁLい mえっt yえstぁrdえい

9.hいーkぁmpLいーtLい Lおーsthいz mアnい

10.いっgRぇあjうぁLい tぁrnz yえLおう


Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

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Words

1.I can do that easily. そんなの簡単だよ。
2.They work out hard 彼らは激しいトレーニングをします。
3.She just stopped by. 彼女は寄っただけです。
4.He is really honest. 彼はとても正直です。
5.I eventually broke up with him. 結局彼とは別れた。
6.She finally got it. 彼女はついにそれを得た。
7.He sometimes travels overseas 彼は時々海外に行きます。
8.We actually met yesterday. 実は昨日出会ったんです。
9.He completely lost his money. 彼は完全にお金を失った。
10.It gradually turns yellow. それは徐々に黄色になります。

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Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


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