Brooklyn Method Grammar 009 / Structure Training Course

2023.02.27

【自動詞】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

自動詞とは

レッスン008【他動詞】の練習では他動詞のコンセプトについて説明しました。今回はもう1種類の自動詞について説明していきます。

SVパターンを作る自動詞

他動詞はSVOパターンでしたが自動詞はシンプルなSVパターンとなります。動詞の後ろに続くものは全て副詞形の役割をするものとなります。

I go to the station.( S + V + 副詞句）
to the stationはSVパターンに追加情報を加える副詞句になります。このように動詞の後ろには名詞がこないものが自動詞です。cry、laugh、lookなどの人間の本能的行為などに関する物が多くなります。またspeakのように他動詞、自動詞の両方がある動詞もあります。

I speak English. SVOパターンの他動詞

He speaks at the meeting. SVパターンの自動詞

自動詞との組み合わせ

自動詞はO（目的語）をとりませんが、表現したいものがある場合は副詞や、前置詞を使った副詞節などで補います。

I find out. SVパターン+副詞のout.
She comes to this place. SVパターン + （前置詞+名詞）で構成された副詞の役割をする副詞句

シンプルな動詞が多いことから、後に続くのは副詞または前置詞が多くなります。

3つのパターンのどれかで捉える
以上で、be動詞を伴うSVCパターン、他動詞を伴うSVOパターン、主に自動詞を伴うSVパターンの3つのパターンが出てきましたが、英語の文はこの3つのパターンのどれかに副詞グループ（副詞、副詞句、副詞節）が追加されているだけのシンプルな構造になります。一見長く見える文でも大きい構造ではこのうちのどれかになっていますのでこの大きい構造を理解することが英語が簡単に思えてくる重要なポイントです。

Exercise 1 音を真似ましょう

10.

Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる