Brooklyn Method Grammar 017 / Structure Training Course

2023.03.06

【過去分詞】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

過去分詞

動詞から派生したingを伴うものは現在分詞という形容詞であることを前回のレッスン016現在分詞で説明しましたが、今回は同じように動詞から派生した形容詞である過去分詞について見ていきましょう。

過去分詞も形容詞

学校では【受動態】という項目ででてきた過去分詞ですが、これも現在分詞と同じように動詞から派生した形容詞です。現在分詞にはingがつくのに対して過去分詞はedがつきます。

動詞には方向性がある

動詞はA 動詞 Bというような形で使われますが、それぞれの動詞はAがどのような動きをBに対してするかという【方向性】があらかじめ決まっています。例えば

A use B. という場合、AがBを使うという方向性になります。これを現在分詞で状態で表すと

A is using B.　となり、AがBを使っている状態となります。現在分詞はその動詞がアクションしている状態を表します。この場合通常Aは【人】Bは【物】になりますが、Bの【物】を主語にしたい場合、方向性が逆になります。この方向性が逆になっている状態を表すのが【過去分詞】です。

B is used by A

この形は学校で【受動態】として習った項目ですが、これはbe動詞を伴ったSVCパターンでI am happyなどと同じ構成になります。

I am happy. SVC
B is used. SVC

このように過去分詞も現在分詞と同じように【形容詞】として捉えることができます。現在分詞との違いは派生する前の元の動詞の方向性が逆になるということです。

Exercise 1 音を真似ましょう

10.

Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる

ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.あいwぁz　tおうLd

2.shいーwぁz　Rあbd

3.hいーz　pうsht

4.THえいぁr　sおうLd

5.いっwぁz　mうーvd

6.あいwぁz　kいkt

7.hいーwぁz　いnjぁrd

8.shいーz　tRぇあnsfぁrd

9.THぇあtいz　chえkt

10.THえいぁr　bRおうkn

Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

10.

Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

10.

Words

1.I was told.　私は言われました。
2.She was robbed.　彼女は強盗に遭いました。
3.He is pushed.　彼は押されている。
4.They are sold.　それらは売られています。
5.It was moved.　それは移動されました。
6.I was kicked.　蹴りを受けました。
7.He was injured.　彼はケガをしました。
8.She is transferred. 彼女は配置転換になりました。
9.That is checked. それはチェック済みです。
10.They are broken.　それらは壊れています。

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