Brooklyn Method Phrase 005 / Expression Training Course

【someとany】の練習 – 音とインプレッションで覚えるブルックリンメソッド

somethingとanythingの違い

学校では肯定文ではsomething、否定、疑問文ではanythingと習った方が多いことかと思います。日本語にすると【何か】という同じ訳にしているためそのようなことになったのかもしれませんが、これは誤りです。somethingとanythingはコンセプトが全く異なりますのでしっかりと理解しましょう。

someの特別感

something、someoneなどsome系を使うケースでは、ただの何かではなく、【特別な何か】というニュアンスが入っています。この特別感がsomeの特徴です。

Are you seeing someone? (誰か特別な人がいるんですか?)

I want something spicy.(辛いものが食べたい…が何でもいいわけではない)

否定文でも使われるsomething

somethingもsomeoneも肯定文でも否定分でも使うことができます。

That’s not something I want.(それは私が欲しいものではありません)


anyのアバウト感

特別感のあるsomeに対してanyは特に気にしないというアバウト感があります。

Are you seeing anyone?(パートナーいないの?)

I want anything spicy.(辛いものが食べたい…辛ければ何でもいい)

肯定文でも使われるanything

anyoneもanythingも肯定文でも使われます。

You can bring anything.(どんなものでも持ってきていいですよ)
Anyone is okay for that.(どなたでも大丈夫です)


somethingとanythingの微妙なニュアンスの違い

日本語にすると同じになってしまいますが、ニュアンスの違いがあります。

Would you like something to drink?(何か飲みたいものはありますか?)
飲みたいと思っている飲み物はありますか?という何も限定がないニュアンスです。

Would you like anything to drink?(何か飲みたいものはありますか?)
レストランのメニューなど、限定された枠組みのなかで【どれか】というニュアンスです。

Exercise 1 音を真似ましょう

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Exercise 2 音をできるだけ似せましょう。

英語の音は日本語よりも音量差があります。ピンクの音を大きく、その他の音のボリュームを小さくする感覚で音量差をつけましょう。

アルファベット表記されている音の目安
ア = ʌ”あ”よりも口を小さめで短く
ぁ = ə”あ”を口を半開き
あ = ɑ”お”の形で”あ”
i = “え”の形で”い”
R = 舌先が後ろの位置からの”らりるれろ”
r = 舌先が後ろの位置からの”əあ”
L = 舌先を前歯の後ろにつける位置からの”らりるれろ”
l = 舌先を前歯の後ろにつける位置で終わる
sh = “し”から”い”を省く
j = “じ”から”い”を省く
ch = “ち”から”い”を省く
s = “す”から”う”を省く
z = “ず”から”う”を省く
k = “く”から”う”を省く
g = “ぐ”から”う”を省く
p = “ぷ”から”う”を省く
b = “ぶ”から”う”を省く
d = “ど”から”う”を省く
t = “と”から”う”を省く
m = “む”から”う”を省く
n = “ん”+ “ぬ”から”う”を省く
th = 舌先と前歯の間から空気を出す
TH = 舌先と前歯の間から空気を出さずに振動させる
f = 下唇と前歯の間から空気を出す
v = 下唇と前歯の間から空気を出さずに振動させる


ピンクの文字はアクセントで音量を大きく

1.うっdyうLあいk nいthいngtうー dRいnk?

2.THぇあts nあっ smthいnあい wあnt

3.dうyうnおう nいwアn いkぇあn ぇあsk?

4.いnおう smwアn yうwいLあいk

5.hいーz smthいng

6.shいーdアzn wあnt nいthいn bアっ mアnい

7.いznいwアn hアngRい?

8.smwアnいz bいーng jえLぁs

9.あいnいーd smthいntうー Rいpえぁr THいs

10.dうyうhぇあv nいthいntうー Rいpえぁr THいs?


Exercise 3 イメージを見て音をだしましょう。

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Exercise 4 音を聞いてイメージしましょう。

音をきいてイメージしながら音を出しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう

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Words

1.Would you like anything to drink? 何かお飲みになりますか?
2.That’s not something I want. それじゃないです。
3.Do you know anyone I can ask? 誰か頼める人いる?
4.I know someone you will like. ぴったりの人がいます。
5.He is something. 彼は只者ではない。
6.she doesn’t want anything but money. 彼女はお金しか愛せません。
7.Is anyone hungry? おなか空いてる人いる?
8.Someone is being jealous. 誰かさんが羨ましがってる。
9.I need something to repair this. これを修理するための何か(特別なツール)ありますか?
10.Do you have anything to repair this?これを修理するための何か(なんでもいいので道具)ありますか?

Exercise 5 動画でトレーニング

音をきいてイメージを見ながらフレーズを練習しましょう。

日本語訳や英語のスペル、アルファベットを頭で考えないようにしましょう。

練習用音声

フレーズが連続して再生されます。日々の練習用にお役立てください。


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